呉線を走る観光列車、etSETOra(エトセトラ)。
地元が呉なので、以前から気になっていました。でも、「子どもが騒いだらどうしよう」という不安があって、なかなか踏み切れずにいたんです。観光列車って、大人がゆっくり景色を楽しむ乗り物というイメージがあって。
それでも2026年8月30日、祖父母を含めた三世代5人で、呉から尾道まで乗ってきました。
結論から言うと、3歳の息子は2時間半、まったく飽びませんでした。そして帰ってきた今も、「エトセトラ乗ったね〜」と言いながらお土産のチョロQで遊んでいます。
この記事では、一番の関門だった予約の取り方と、子連れで乗るときに知っておきたいことを正直に書きます。
先に結論だけ書いておくと、etSETOraの指定席は乗車日1ヶ月前の午前10時発売で、人気席は数十秒で埋まります。連休はネット予約では歯が立ちませんでした。確実に取りたい日は、みどりの窓口で10時打ちをしてもらうのが安全です。
この記事でわかること
- 三世代5人でかかった費用
- 予約が本当に激戦だった話と、取り方のコツ
- 3歳児が2時間半飽きなかった理由
- 車内の雰囲気(子連れで気になる点も正直に)
- 海の上を走っているような絶景のこと
我が家は寝台列車にも子連れで乗っています。列車旅シリーズとしてこちらもどうぞ。
サンライズ出雲に子連れ乗車|添い寝の狭さ・料金・予約のリアルサンライズ出雲に子連れで乗った実体験ガイド。シングルB寝台に2歳児と添い寝した狭さのリアル、幼児は寝台料金無料で親子27,280円だった料金内訳、10時打ちでツイン全滅だった予約、食事・お風呂・寝かしつけ対策まで正直に紹介します。
乗った日・料金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 乗車日 | 2026年8月30日(日) |
| 区間 | 呉 → 尾道(片道) |
| 所要時間 | 約2時間30分 |
| メンバー | 祖父母2人+夫婦2人+3歳児=5人 |
| 乗車券(大人1人) | 1,340円 |
| 指定席券(大人1人) | 3,680円 |
| 大人1人あたり | 5,020円 |
| 3歳児 | 無料(母の膝の上・座席なし) |
| 合計(大人4人) | 20,080円 |
3歳の息子は、母の膝の上で座席なしにしました。未就学児は大人の膝の上なら、乗車券も指定席券もかかりません。
ただ、これは2時間半ずっと抱っこという意味でもあります。妊娠中の私にはなかなかの負担でした(笑)。余裕があるならあえて席を1つ取ってしまうのもアリだと思います。
※運賃・料金は変更されることがあります。最新の情報はJR西日本の公式サイトでご確認ください。
観光列車etSETOraの予約は、一番の関門でした
正直に言うと、乗ること自体より予約のほうが大変でした。
指定席は「1ヶ月前の10時」から。ネットで狙いました
みどりの窓口に行ける時間がなかったので、ネット予約(e5489)を使いました。
指定席の発売は、乗車日の1ヶ月前の午前10時からです。その時間に画面を見張って、一斉にクリックする——いわゆる「10時打ち」です。
結果、やっぱり激戦でした。
一番取りたかった4人席は、すでに売り切れ。それでも他の席はまだらに空いていたので、なんとか別の4人席をおさえることができました。
10時ちょうどに操作して、これです。1分の差で埋まっていく世界でした。
連休は、ネットの10時打ちでも全席売り切れ
そう思ったのには理由があります。
実はシルバーウィークの9月23日にも、ママ友と乗ろうと予約に挑戦しました。同じようにネットで10時打ち。
全席売り切れでした。
10時に操作しているのに、1席も取れない。連休の人気日は、ネットでは太刀打ちできないのかもしれません。
確実に取りたいなら、みどりの窓口で10時打ち
この経験から思ったのは、確実に取りたい日は、みどりの窓口に行くほうがいいということです。
窓口では、係の方が10時ちょうどに端末を操作してくれます。自分でスマホを操作するより、確実性が高いはずです。
- 平日や、連休以外の日 → ネットでも取れる可能性あり
- 連休・人気シーズン → 窓口で10時打ちを狙う
我が家が乗れた8月30日は日曜でしたが、連休ではありませんでした。そのくらいの日なら、ネットでもチャンスがあるという感覚です。
座席は2号車のボックス席でした
我が家が取れたのは、2号車の4番、A・B・C・Dの4席です。テーブルを囲むタイプのボックス席でした。
そして、海側。これが大きかったです(後述します)。
席の間隔が広くて、少し遠かった
ひとつだけ、意外だったことがあります。
席の間隔が、思ったより開いています。
ゆったりしているのはいいことなのですが、けっこう距離があります。5人で乗って、対角線上にいる人とは会話がしづらい感じでした。
逆にいうと、相席もしやすい環境だと思います。
祖父母と一緒だったので、もう少し近い方が話せたかなというのが正直なところです。4人席でおすすめは1号車1-6-A、1-6-B、1-6-C、1-6-Dの4席と1-8-A、1-8-B、1-8-C、1-8-Dの4席です。
三世代で乗るなら、この点は知っておくといいかもしれません。私たちは予約がうまっていてとれませんでしたが・・・。
↓1号車車内の様子

↓2号車(今回乗りました)

車内の雰囲気は「大人のゆったり」でした
これが、子連れで乗る前に一番知りたかったことだと思うので、正直に書きます。
車内は、子連れがわいわい楽しむ雰囲気ではありません。
大人がゆったり、のんびりと過ごす空気です。窓の外を眺めたり、車内販売のお酒を楽しんだり。静かで、落ち着いています。
見ていると、相席になっている方も結構いる様子でした。知らない人同士がテーブルを囲む形になることもあるようです。
なので、子どもがぐずったら、親はちょっと焦ると思います。
我が家は運よく機嫌よく過ごせましたが、「泣いても大丈夫」と気楽に構えられる雰囲気ではないというのは、覚悟しておいたほうがいいです。
それでも、3歳児は2時間半飽びませんでした
呉から尾道まで、約2時間半。3歳児にはなかなか長い時間です。
でも、まったく飽きませんでした。理由はこれです。
① お菓子とジュースを持ち込みました
正直、これが一番効きました(笑)
車内販売もありますが、我が家はお菓子とジュースを持参しました。子ども用の飲み物とおやつがあるだけで、機嫌の持続時間がまるで違います。
② 停車駅で降りて、記念撮影
途中の停車駅では、ホームに降りて写真を撮る時間があります。
これが子どもには大イベントでした。列車を間近で見られるし、体も動かせる。座りっぱなしにならないのは大きいです。

③ 車内のフォトスポットと記念スタンプ
車内には写真を撮れるスポットがあり、記念スタンプも置かれています。
スタンプは子どもが夢中になるやつです。押して、また押して、を繰り返していました。「やることがある」だけで、時間の過ぎ方が変わります。
正直に言うと、大人のほうが興奮していました
ただ、これも書いておきます。
3歳児は「いつもと違う電車」でワクワクしていましたが、特別感がわかっていたのは大人のほうでした(笑)
観光列車の価値って、「これは特別な列車なんだ」と理解できてこそなんですよね。3歳にはまだ、その部分は伝わりきらなかったように思います。
大人が楽しむ旅に、子どもがついてくる。そういう構図だったな、というのが正直な感想です。それでも十分に楽しめました。
海の上を走っているみたいでした
そして、この列車の一番の見どころです。
etSETOraは瀬戸内海の海岸線を走ります。とくに忠海駅〜安芸幸崎駅のあたりでは、速度を落としてゆっくり進んでくれます。
本当に、海の上を走っているみたいでした。
窓のすぐ外が海。線路と海のあいだに、ほとんど何もない。大人たちが全員、興奮していました。

我が家は海側の席だったので、これがよく見えました。席を選べるなら、海側を強くおすすめします。山側だと、この絶景が反対側になってしまうので。

車内販売とグッズ
車内にはバーカウンターがあり、飲み物やお菓子、お酒が販売されています。
我が家は利用しませんでした(お菓子を持ち込んでいたので)。ただ、広島の銘菓や地元のお酒が並んでいたので、観光で来られる方にはいいと思います。
事前予約制のスイーツセットもあるようです。せっかくの観光列車なので、次に乗るときは試してみたいところです。
チョロQを買いました
そのかわり、etSETOraのオリジナルチョロQを購入しました。
これが大正解でした。帰ってきてからも「エトセトラ乗ったね〜」と言いながら遊んでいます。
3歳には特別感が伝わりきらなかった、と書きましたが、手元に残るものがあると記憶は残るんだなと思いました。子連れなら、車内限定グッズをひとつ買っておくのはおすすめです。
尾道でしたこと
尾道到着は12時半。ちょうどお昼どきです。
駅から徒歩3分「しょうや飯店」で尾道ラーメン

まず向かったのは、尾道といえばの尾道ラーメン。
選んだのは、本通商店街にある「しょうや飯店」です。尾道駅から徒歩3分という近さでした。
これは結果的に大正解で、エトセトラの到着が12時半というお昼のど真ん中なんです。3歳児も祖父母も一緒なので、降りてすぐ食べられる場所を選んでおいてよかったと思いました。お腹が空いた状態で子どもを歩かせるのは、なかなかしんどいので。

見た目より、ずっとあっさりしていました
スープの見た目は、正直かなり濃そうです。背脂が浮いていて、色も濃い。
でも食べてみると、意外とあっさりしていて食べやすいんです。見た目とのギャップに驚きました。しつこくないので、子どもや年配の方でも食べやすいと思います。
名物のチャーハンも絶品でした
そしてもうひとつ、名物のチャーハン。
こだわりの醤油味で、これが本当においしかったです。ラーメンだけでなく、チャーハンも頼む価値ありでした。

15人待ちでも、10分で入れました
子連れで気になるのが、行列ですよね。
訪れたときは、15人ほどが並んでいました。正直、「これは無理かも」と思いました。3歳児と妊婦と祖父母で長時間並ぶのは現実的ではないので。
でも、回転が早くて10分ほどで入店できました。
行列を見て諦めなくてよかったというのが、正直な感想です。人気店ですが、待ち時間はそこまで長くならないタイプのお店でした。
※食べログの評価は3.3(2026年9月時点)。混雑状況は時間帯や曜日によって変わります。
また行きたいです。
尾道浪漫珈琲でコーヒーブレイク
そのあとは尾道浪漫珈琲へ。正直に言うと、涼みに入りました(笑)
8月末の尾道は、本当に暑かったです。
千光寺は、断念しました
本当は千光寺まで行こうと思っていました。
でも、暑すぎて断念。3歳児と妊婦と祖父母の組み合わせで、真夏の坂道は無理でした。
でもエトセトラに乗ることが主な目的だったので、これはこれで満足です。欲張らないのが、三世代旅行のコツかもしれません。
まとめ
etSETOraに三世代5人で乗った記録でした。
- 予約が一番の関門。1ヶ月前の10時打ちでも、人気席は瞬殺
- 連休はネットでは取れなかった。人気日は窓口で10時打ちを
- 席は海側がおすすめ。忠海〜安芸幸崎の絶景が見られます
- 車内は「大人のゆったり」の雰囲気。子どもがぐずると焦るかも
- 3歳児は2時間半飽きなかった。お菓子・停車駅での撮影・スタンプの力
- 特別感がわかっていたのは大人のほうでした(笑)
- 車内限定グッズを買うと、子どもの記憶に残ります
- 片道だけ観光列車にするのが、子連れにはちょうどいい
- 尾道到着は12時半。駅近のお店を決めておくと、子連れでもスムーズです
「子どもがいるから観光列車は無理かな」と思っている方がいたら、条件を選べば十分に楽しめます。
お菓子を持って、海側の席を取って、片道だけ。それだけで、家族の記憶に残る一日になりました🌸




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