子どもを連れての寝台列車の旅。一度は乗ってみたい憧れの「サンライズ出雲」に、当時2歳の子どもと一緒に乗ってきました。区間は広島から東京まで。サンライズ出雲は広島駅には停まらないので、広島から岡山まで出て、岡山で乗り換えて東京を目指すルートです。
利用したのはシングル(B寝台)の喫煙個室。実際に乗ってみて、子連れで特に大事だと感じたのがお風呂対策と寝かしつけ対策の2つでした。これから乗る方のために、体験をまとめます。
(ちなみに我が家、旅行・お出かけには惜しみなくお金を使うタイプです…その顛末は[食費公開の記事]で笑)
シングルに2歳児と添い寝できる?
子連れ検討者の最大の疑問、「シングル(ベッド1台)に親子2人で寝られるのか」。結論——寝られました。ただし、覚悟すべき狭さです(笑)
正直なところ、子どもが手を広げて寝たら「私はどこで寝よう…」というレベル。親は隅っこでなんとか寝る形になります。私はどこでも寝られる熟睡派なので朝までしっかり眠れましたが、眠りが浅いタイプの方は覚悟しておいたほうがいいと思います。
そして大事なお金の話:添い寝の幼児は寝台料金がかかりませんでした。つまり大人1人分の料金で、親子2人で乗れるということ。これは子連れサンライズの大きなメリットです。
料金全公開+他の手段との比較
お金管理好きとして、実際に払った金額を全部公開します。2026年2月・平日金曜の乗車、e5489(ネット予約)での購入記録より👇
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 広島→岡山(のぞみ自由席) | 5,610円 |
| 岡山→東京 乗車券 | 10,670円 |
| 岡山→東京 特急券+寝台料金(シングル) | 11,000円 |
| 大人1人合計 | 27,280円 |
| 2歳児(添い寝) | 0円 |
他の手段と比べると
| 手段 | 目安(広島→東京・片道) | 子連れ目線 |
|---|---|---|
| サンライズ出雲 | 約27,000円(+幼児無料) | 個室+ベッド+移動と宿泊が一体 |
| 新幹線のぞみ(指定席) | 約19,760円 | 約4時間。ただし宿は別途 |
| 飛行機(広島→羽田) | 約12,000円〜+空港アクセス | 幼児膝上無料。ただし空港が遠い |
| 夜行バス | 約5,000円〜 | 最安。でも2歳児連れは現実的に厳しい… |
数字だけ見ると新幹線より約7,500円高い。でも、ここがポイントです👇
サンライズは「移動+ホテル1泊」が一体。ファミリーでホテルに泊まれば1泊8,000円〜はかかるので、そう考えると実質ほぼトントン。しかも朝7時8分に東京着=到着日を丸一日使えます。
体感としては「夜行バスには負けるけど、新幹線+前泊より安いかも。飛行機と同じくらい」。そして何より、寝台列車という体験そのものに、子どもの思い出としての価値があります(※価格は執筆時点の目安です)。
お風呂は「乗る前」が正解だった
① 出発前に家で入っておく
いちばん確実なのは、乗る前に家で済ませること。家から岡山駅までの移動も考えて、夕方くらいに入っておくとちょうどよいタイミングでした。注意したいのは「湯冷め」。乗車まで時間が空くので、湯冷めしない服装で。
② 車内のシャワーは「激戦」
サンライズにはシャワーがあり、シャワーカードを買えば使えます。ただし——
- シャワーカードは事前予約ができない
- 始発駅側で売り切れることがほとんど
- 途中の岡山から乗る場合は、使えないと思っておいたほうがいい
岡山から乗った我が家は、案の定確保できませんでした。途中乗車組は、お風呂は乗る前に済ませるのが鉄則です。
食事は寝る前に確保
サンライズには車内販売も食堂車もありません(あるのは飲み物の自販機くらい)。そして我が家は、ここで失敗しました…。
夕食は「広島から岡山への新幹線の中で食べよう」という計画。ところがまさかの自由席満席で、車内で食べられず。結局、岡山駅のベンチで、寝台列車を待ちながら夕食になりました(笑)
しかも岡山発は22:34。この時間は駅の飲食店も閉まり始めるので、調達はコンビニ頼みになります。これから乗る方は、夕食は早めの時間に済ませるか、乗換駅に着く前に確保しておくのがおすすめです。
- 子どもにはりんごジュースを持ち込み。乗車後の「特別な時間」のお供に活躍しました
- 朝ごはんは東京駅で。7時8分着なら、駅ナカが開き始める時間。一部カフェが開いていました。
予約のリアル|10時打ちでツイン全滅、それでも取れた方法
サンライズの予約は乗車日の1ヶ月前の10時から。人気の寝台なので、ここが最初の関門です。我が家のリアルな顛末👇
- 本当はみどりの窓口の「10時打ち」(駅員さんが10時ちょうどに端末を叩いてくれる)が最強とのこと。ただ、仕事で行けずネット予約(e5489)で10時を張ることに
- 結果——サンライズツインは、10時に繋がった時点ですべて✕。人気すぎる
- シングル禁煙を狙うも、家族分の連番(近い部屋)が取れない。今回は祖父母も一緒の4部屋だったのですが、号車までバラバラに…
- シングル喫煙なら連番が取れたので、10時15分ごろに取り直して確定
教訓はこうです👇
- ツイン狙いなら「10時打ち」一択(それでも取れないことがある激戦)
- 1〜2部屋なら、ネットの10時張りでも十分戦える
- 禁煙にこだわると部屋が離れることがある。子連れ・グループは「喫煙でも近い部屋」という選択もアリ(匂い対策は後述)
当日のリアルタイムライン|「岡山まで寝かせない」が正解だったかも
我が家の当日の流れです👇
| 時間 | できごと |
|---|---|
| 夕方 | 家でお風呂を済ませて出発 |
| 夜 | 自宅→広島駅の電車、広島→岡山の新幹線とも混雑で子どもは眠れず。もともと電車好きなので、楽しそうに起きてました |
| 22:34 | 岡山からサンライズ乗車。興奮MAX。一緒にジュースを飲んで過ごす |
| 消灯 | 部屋を暗くすると、割とすんなり就寝。岡山まで寝ていなかったのが逆に効いたかも |
| 6:30 | 起床。歯磨き・洗顔を済ませる |
| 7:08 | 景色を眺めながら、東京駅到着 |
結果論ですが、「乗るまで寝かせない」作戦は子連れサンライズと相性がいいと感じました。移動中に寝てしまうと、乗車後に元気100%で夜更かしコースだったはず…。
寝かしつけは「絵本」と「寒さ対策」がカギ
お気に入りの絵本を持っていく
乗り込んだ直後、子どもはテンションが上がって大はしゃぎ。そんなときも、いつもの絵本を読んであげると少しずつ静かになり、落ち着いてきて、うとうと……と、いつもの入眠の流れに乗せられました。個室なので周りに気をつかいすぎずにすむのも、子連れにはありがたいポイント。
意外と大事な「寒さ対策」
我が家は冷房が直撃する位置の寝台で、翌朝みんな少し風邪気味に…という失敗をしました。サンライズの個室はそばのレバーで送風を止められるので、乗ったらまずチェックを。あわせて子ども用のブランケットを1枚持っていけると安心です。
喫煙個室になったら、匂い対策も
空席の都合で喫煙個室しか取れないことがあります。我が家は、乗ったらすぐ換気(送風調整)+子どもの顔まわりにいつものタオルやブランケットを敷く、で思ったほど気になりませんでした。
まとめ|準備さえすれば、子連れ寝台列車は最高の思い出になる
- お風呂:途中乗車ならシャワーはほぼ使えない。夕方に家で済ませる
- 寝かしつけ:お気に入りの絵本+送風レバーとブランケットで寒さ対策
- 喫煙個室でも、換気とタオルでなんとかなる
広島から東京までの一夜は、子どもにとっても私たちにとっても忘れられない思い出になりました。憧れの寝台列車、ぜひ準備万端で出かけてみてください🌸


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