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引越し業者の選び方|3社の見積もりで学んだ、そのまま使える質問・決定チェックリスト

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中古住宅の引き渡しが近づいて、いよいよ引越し業者を決める時期になりました。

これまで住宅ローン、火災保険と、複数社を比べて決めることを続けてきたので、引越しも同じように3社から見積もりを取りました。

そして、驚きました。

最初に提示された金額が24万円。最終的に10万円。

半額以下です。引越しって、見積もり前提の世界なんだと思い知りました。

この記事では、3社の実際の金額と、値下げがどう進んだか、そして最安ではない会社に決めた理由を正直に書きます。電話がしつこかった話も。

先に結論|引越し見積もりで気をつけたい6つのこと

長くなるので、この記事で一番伝えたいことを先に書いておきます。

  1. 「今日決めて」は断っていい。3社出そろってから判断して大丈夫です
  2. 「こだわりはない、一番安いところに決める」は効きます
  3. 最初の提示金額は、交渉のスタート地点。24万円が10万円になりました
  4. 「この金額以外に、当日かかるものは?」と必ず聞く。ほぼ同額に見えて、1万円以上違いました
  5. 1社目の金額が、残りの交渉材料になる。他社の金額を伝えると、その場で店長に電話してくれます
  6. 一括見積もりの電話は10分おき。一括見積もりサイトの自由記入欄に「電話ではなくメールでやり取りしてほしい」と一言添えておくと、営業電話をかなり抑えられることがあるそうです

我が家はこれを、3社の見積もりを受けながら1つずつ知りました。その顛末を、以下に書いていきます。

住宅ローンや火災保険も、同じように比べて決めました。

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我が家の引越し条件

金額は条件で大きく変わるので、先に書いておきます。

項目内容
引越し予定日10月上旬の土曜日(仮決定)
距離徒歩2〜3分(同じ町内)
今の住まい賃貸の2LDK
引越し先中古の一戸建て(2階建て)
荷物の量子どもがいるので多め
人数大人2人+子ども1人
オプション2階のエアコンの取り外し・新居への取り付け、洗濯機の取り付け

ひとつ、特殊な事情がありました

今の家は、国道から入る道が細いんです。

そのため、2トントラックが入れません。どの業者さんにも、単身者用の小さいトラックで何往復かする形になると言われました。

距離は徒歩2〜3分と近いのですが、往復の回数が増えるぶん、料金には影響があるのだと思います。道の条件は、見積もりのときに必ず見てもらったほうがいいポイントです。

引越しの見積もりは、約1ヶ月前に申し込みました

ネットで一括見積もりを申し込んだのは、引越し予定日の約1ヶ月前です。中古住宅の引き渡しの日程が決まってから動き出しました。

申し込んだ直後に、電話が来ました

申し込んですぐ、業者から電話がかかってきました。中には「今日か明日で見積もりに伺えます」という業者もありました。

その気になれば、申し込みから2日で見積もりが出そろうスピード感です。

でも、我が家はすぐには対応できませんでした

正直に言うと、こんなにすぐ電話が来るとは思っていなかったんです。見積もりを受ける準備も、心の準備もできていませんでした(笑)

なので、「日程が決まったら、こちらから連絡します」と伝えて、いったん電話を終えました。

そして1週間ほど空けてから、こちらから折り返して日程を調整。実際に3社の見積もりを受けたのは、引越しの約3週間前でした。

自分のペースで日程を決めて大丈夫でした

業者からは「すぐに」と言われますが、1週間空けても何の問題もありませんでした。

一括見積もりを申し込んだら、すぐ見積もりを受けないといけないわけではありません。自分の都合がつく日を伝えれば、ちゃんと合わせてもらえます。電話の勢いに押されて、準備ができていないのに日程を入れる必要はないと思います。

10月は「わりと閑散期」だと言われました

見積もりのときに、業者の方から「10月は、わりと閑散期なんですよ」と言われました。そして「12月以降になると、値段は上がっていきます」とも。

実際、約3週間前の見積もりでも、希望の土曜日に仮決定できました。

繁忙期に近づくなら、1ヶ月以上前が安心

裏を返せば、年末から春の引越しシーズンに向けては、料金も予約の埋まり具合も厳しくなっていくということです。

閑散期(我が家の場合は10月) → 約1ヶ月前の申し込みで十分だった

12月以降〜春 → 料金が上がっていくので、早めに動いたほうが安心

引越しの時期を自分で選べるなら、閑散期を狙うだけで費用を抑えられるかもしれません。


電話は、正直しつこかったです

これは書いておかないといけません。

電話が、10分おきに鳴りました。

今どきこんなに電話が来るのか、と思うくらいです。出られなければまたかかってくる。出たら出たで次の業者からかかってくる。

特にB社は、見積もり依頼をした時点から「訪問させてほしい」という電話がひっきりなしでした。そこからさらに、光回線やインフラ関係の営業電話まで来るようになりました。

火災保険の一括見積もりとは、まったく違いました

実は少し前に、火災保険の一括見積もりも使っています。そのときは電話は1回だけで、しつこい営業は一切ありませんでした。

だから今回も同じだろうと思っていたんです。

同じ「一括見積もり」でも、業界によってまったく違う。引越し業界は、営業がかなり強めだと感じました。

あとから知ったのですが、一括見積もりサイトの自由記入欄に「電話ではなくメールでやり取りしてほしい」と一言添えておくと、営業電話をかなり抑えられることがあるそうです。私は何も対策せずに申し込んでしまったので、次に引越しをすることがあれば真っ先に試したい、今回一番の反省点です。

見積もり時に確認したいことチェックリスト(質問リスト)

必須項目

✅この金額以外に、当日かかる費用はありますか?(リサイクル代・エアコンのホース代・階段料金など)

✅引越し日の時間指定をしなければ、料金は下がりますか?(時間にこだわりがなければ、値下げ交渉の材料になります)

✅今決めません、と伝える

任意(気になる方は)

✅梱包はどこまでお願いできますか?(食器などの割れ物用ボックスの有無)

✅養生はどのように行いますか?(写真やパンフレットで見せてもらえるか)

3社の見積もり結果

最終的な金額です。

業者見積もり方法基本料金オプション込み当日の追加料金
A社オンライン(LINEビデオ通話)54,000円93,500円込み
B社訪問88,000円100,520円別途
C社訪問62,294円93,294円別途

※オプション=2階のエアコンの取り外し・新居での取り付け工事、洗濯機の取り付け
※当日の追加料金=リサイクル代・エアコンのホース代など

ほぼ同額に見えて、実は1万円以上違いました

表を見ると、A社93,500円とC社93,294円は、わずか206円差です。ほぼ同じ金額に見えますよね。

でも、ここに落とし穴がありました。

A社の金額には、リサイクル代4,000円とエアコンのホース代7,000円、合わせて11,000円が最初から含まれていました。

一方、B社とC社の金額には、これが含まれていません。当日、別途かかります。

つまり実際には、

  • A社 → 93,500円(これで全部)
  • C社 → 93,294円 + 当日の追加料金

C社のほうが、1万円以上高くなりそうだったんです。

「何が含まれているか」まで確認しないと、比べられません

これが今回、一番大きな学びでした。

見積もりの金額は、業者によって「どこまで含めて出しているか」が違います。表に並んだ数字をそのまま比べると、判断を間違えます。

見積もりをもらったら、「この金額以外に、当日かかるものはありますか?」と必ず聞いてください。リサイクル代、エアコンのホースやパイプ代、エレベーターなしの階段料金——業者ごとに扱いが違う部分です。


最初の提示金額から、半額近くまで下がりました

A社:93500円(値下げ交渉はしていません)

A社は、最初に見積もりをした1社目でした。

LINEのビデオ通話で30分ほど。部屋の様子をカメラで見せながら、「これがありますね〜」と確認していく形です。金額もその場ですぐに出ました。

1社目だったので、相場もわからず「こんなものか」と値下げ交渉はしていません。

そして、営業らしい営業が一切ありませんでした。あっさりしていて、正直すごくよかったです。しかも、当日の追加料金まで最初から含めた金額を出してくれていました。

ここからが本題です。訪問見積もりの2社は、最初はかなり高い金額を見せてきました。

B社:24万円 → 100,520円

最初に提示されたのは24万円。

そこからネット割引などで177,000円に。

そして、A社の金額を伝えると、「店長に伝えてがんばります」と言って、その場で電話。結果、100,520円まで下がりました。

最初の金額から、約14万円の値下げです。

ただ、ここまでに1時間半かかりました。そして「今日決めてくれたら」という話が何度も出ました。なんとかその日のうちに契約してほしい様子でした。

一方で、見積もりはかなり細かいところまで見てくれました。丁寧さという意味では、一番しっかりしていたと思います。

C社:177,000円 → 93,294円

最初の提示は177,000円。

担当の方は、自分から「たぶん一番高いですよね。インターネット割引などがあるので、がんばります」と言って、10万円まで下げてくれました。

そこで聞かれたのが、「ご主人のこだわりの方針はありますか?」ということ。

私は正直に答えました。

「こだわりはないので、一番安いところに決めます」

そしてA社の金額を伝えると、「店長に確認します」と電話。安定の流れです(笑)

結果、93,294円になりました。

最初の金額から、約8万4千円の値下げです。

C社の方は、営業感が強くなく、淡々と話してくれる感じでした。値下げの流れはB社と同じでしたが、40分ほどで、「今日決めてくれたら!」と粘ることもなく終わったので、こちらも疲れませんでした。

1社目の金額が、そのまま交渉材料になりました

振り返って思うのは、A社の金額を知っていたからこそ、残り2社の値下げが引き出せたということです。

どちらの業者も、他社の金額を伝えた瞬間に「店長に確認します」と電話をかけました。比較する金額があるかどうかで、交渉の進み方がまったく変わります。

訪問とオンラインで、営業の強さがまったく違いました

業者方法所要時間営業の強さ品質の判断材料
A社オンライン(LINE)約30分ほぼなし少なかった
B社訪問約1時間半強め細かく見説明してくれた
C社訪問約40分控えめ細かく説明してくれた

妊娠中の身としては、1時間半ずっと交渉が続くのは正直しんどかったです。

オンライン見積もりは、時間も短いし、家に上がってもらう準備もいりません。子どもがいる家庭や、平日に時間が取れない方にはありがたい方法です。

最安ではない、C社に決めました

最終的に、C社にお願いすることにしました。

先ほど書いたとおり、当日の追加料金を入れると、A社より1万円以上高くなりそうです。一番安いところを選んだわけではありません。

正直、A社とは迷いました

A社は安くて、営業もなくて、対応もあっさりしていて、正直すごく印象がよかったんです。

でも、ひとつだけ引っかかることがありました。

引越しの「品質」が、わからなかったんです。

オンラインのビデオ通話で30分。金額はすぐに出ましたが、パンフレットのような資料があるわけではなく、実際にどう運んでくれるのか、家をどう扱ってくれるのか、判断する材料がありませんでした。

C社に決めた理由は3つです

①食器を梱包しなくていい専用ボックス

これが一番の決め手でした。

C社には、食器を1個ずつ包まずにそのまま入れられる専用のボックスがあります。

食器の梱包って、本当に面倒なんですよね。1枚ずつ新聞紙で包んで、割れないように詰めて。それをしなくていいというのは、妊娠中の私にとってかなり大きかったです。

②養生をしっかりしてくれる

C社は訪問見積もりのときに、パンフレットで養生のやり方を見せてくれました。壁や床、ドアの枠などを、どこをどう保護するのか。写真つきで説明してもらえたんです。

「こんなに丁寧に扱ってくれるんだ」と、それを見て安心しました。

引越し先は、これから何十年も住む家です。中古とはいえ、買ったばかりの家に初日から傷がつくのは避けたい。そう思っていたので、ここは譲れませんでした。

③ 対応への安心感

C社の担当の方は、営業感が強くなく、淡々と説明してくれました。「今日決めてくれたら」とねばることもなく、こちらのペースで判断させてくれた。その対応にも安心できました。

「最安ではないけれど、理由がある」選び方

振り返ると、我が家はいつもこうです。

  • 住宅ローンは、最安ではない地元銀行に。決め手はがん団信が無料だったこと
  • ホームインスペクションは、3社の中で一番高い会社に。決め手は説明の丁寧さ
  • 引越しは、最安ではないC社に。決め手は梱包の楽さと養生の丁寧さ

一番安いところを探すために比べるのではなく、「その差額を払う理由があるか」を判断するために比べているんだと思います。

業者を決めるときのチェックリスト(決定基準)

✅複数社(最低2〜3社)から見積もりを取ったか

✅1社目の金額を他社に伝えて、再交渉の余地を確認したか

✅金額に含まれる範囲をそろえてから比較したか(①の質問で確認した内容込みで)

✅最安値以外を選ぶ場合、その差額に納得できる理由があるか(梱包・養生・対応など)

まとめ

引越し業者3社の見積もりを比べた記録でした。

業者最初の提示最終金額(オプション込み)当日の追加料金
A社—93,500円(交渉なし)込み
B社240,000円100,520円別途
C社177,000円93,294円 ← 決定別途

我が家は最安ではないC社に決めました。決め手は梱包の楽さと養生の丁寧さです。

1万円の差は、「どう扱ってもらえるかわかっている」ことへの保険だと考えました。住宅ローンもインスペクションも、我が家はいつもこの選び方をしています。

引越しは10月上旬の予定です。当日の様子や、実際にかかった金額は、引越し後に追記します。

これから引越しの見積もりを取る方の参考になればうれしいです🌸


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