中古住宅にホームインスペクションは必要?10万円払って25万円得した話

マイホーム

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

中古住宅を購入するとき、「ホームインスペクション(住宅診断)、どうしますか?」と聞かれました。

費用は決して安くありません。我が家は約10万円かけて実施しました。結論から言うと——やって大正解でした。しかも結果的に、物件価格を25万円値引きしてもらえたので、実質お釣りが来ています

この記事では、業者選びから当日の流れ、指摘された内容、そして値引き交渉までを正直に書きます。

中古住宅購入シリーズはこちら👇
【内部リンク:共働き夫婦が中古住宅を選んだ理由】

共働き夫婦が中古住宅を選んだ理由|新築10件見て、1年空けて出会った家
2人目妊娠を機に中古住宅を購入した共働き夫婦のリアルな家探し記録。中古1件目で心が折れ、新築を10件見ても決めきれず1年ブランク…最終的にスーモで見つけた築10年の物件に。相場感が効いた話、2,640万→2,615万の値引き、境界の塀で不安だったことまで正直に書きます。


【内部リンク:中古住宅の契約、当日の流れと費用】

中古住宅の契約、当日の流れと費用|「重要事項説明を事前にもらう」が正解でした
中古住宅の売買契約を結びました。重要事項説明書を事前にメールでもらい、境界のあやふやな点を質問して契約書に覚書の条項を追加してもらった話、契約当日の流れ(自宅で2時間・実印と収入印紙1万円)、仲介手数料93万円などの費用まで、共働き夫婦の記録です。

ホームインスペクションとは

第三者の専門家(建築士など)が、住宅の状態を検査してくれるサービスです。構造上の問題がないか、劣化や不具合がないかを、プロの目で見てもらえます。

我が家の場合、不動産屋さんから「ホームインスペクション、しますか?」と聞かれたのがきっかけでした。もともと家について調べているときに、そういうサービスがあることは知っていたので、迷わず「やります」と決めました。

ただし——業者は不動産屋さんに紹介してもらわず、自分たちで探しました

これは意識してそうしたわけではありませんが、結果的によかったと思っています。仲介会社と利害関係のない第三者に見てもらうほうが、より中立な目で判断してもらえるからです。

【業者選び】3社に見積もりを取りました

相場がまったくわからなかったので、3社に見積もりを依頼しました。

業者概算費用
A社約71,500円
B社約100,000円
C社(我が家が依頼)約102,300円

※いずれも床下・屋根裏の詳細調査オプション込みの金額です(2026年時点の概算)

一番高い業者を選んだ理由

我が家が選んだのは、一番高かったC社でした。理由は3つ👇

① 「これ以上の金額はかからない」と明言してくれた安心感
追加料金の不安がないのは大きいです。

② オプションの説明が丁寧だった
「どこまでオプションをつけるのが適切か」を、根拠を示しながらプラン提案してくれました。ただ高いプランを勧めるのではなく、必要な範囲を一緒に考えてくれたのが信頼できました。

③ 日程が1週間後でも対応できた
契約のスケジュールがあり急いでいたので、すぐ動いてもらえるのは決定的でした。

数万円の差より、説明の丁寧さとスピードを取った形です。結果的に、この判断は正解でした。

【当日】2〜3時間、床下も屋根裏も

  • 所要時間:2〜3時間程度
  • 立ち会い:夫が同席
  • 検査範囲:床下・屋根裏も、見える範囲でしっかりチェック

素人には絶対に見られない場所まで、プロが入って確認してくれます。

【結果】報告書でわかったこと

総評:「築年数相当の劣化はあるが、大きな問題なし」

報告書の総評はこうでした。

  • 構造部分:基礎や主要構造部の施工状況・劣化具合を確認した結果、特に問題は見られない
  • 屋外部分:外壁のサイディングに下がりが見られ、コーキングの劣化が始まっているため、外壁改修を推奨。屋根は目視できず
  • 屋内部分:水平器で壁や床の傾きを調査した結果、経過年数に相当する劣化はあるが、大きな問題なし
  • 設備:排水の水漏れチェックや換気扇の動作確認をしたが、特に問題点なし

そして総評として——「築年数に相当する程度の劣化。早期に補修を要する点もあるので、建物を長持ちさせるためにもメンテナンスを検討ください」

「問題なし」で終わらせず、これから何をすべきかまで書いてくれるのがありがたかったです。

チェック項目が、とにかく細かい

報告書を見て驚いたのが、チェック項目の細かさです。たとえば「基礎」だけでも——

幅0.5mm以上のひび割れ / 深さ20mm以上の欠損 / ジャンカ(コンクリートの著しい劣化) / 錆汁を伴うひび割れ / 白華現象 / 鉄筋の露出 / 著しい蟻道

こんな調子で、基礎・外壁・雨樋・外構・室内・設備と、全項目に「異常なし/要注意/著しい劣化」の判定がついてきます。

素人には絶対に判断できない項目ばかり。「サイディングのずれ」も「サッシ廻りのコーキング劣化(要注意)」も、内覧で自分が見て気づけたとは到底思えません。これがプロに頼む価値だと実感しました。

【交渉】結果をもとに、25万円の値引きに成功

そして、ここが大きなポイントです。

実は我が家、一度50万円の値引き交渉に成功していました。ところが——値引き前の価格で買いたいという人が現れて、値引きが白紙に戻ってしまったんです。

しかし、インスペクションの結果を根拠に再度交渉したところ、25万円の値引きに成功しました。

インスペクション費用 約10万円 → 値引き25万円

差し引き15万円のプラス。もちろん値引きできるかはケースバイケースですが、「プロが指摘した客観的な事実」は交渉の強い根拠になるというのは間違いありません。

やってよかった、3つの理由

① プロの目で、見えないところまで見てもらえる

素人が内覧で見られる範囲なんて、たかが知れています。床下や屋根裏なんて、絶対に自分では確認できません。そこを第三者の専門家が、平等な目で見てくれる。この安心は、お金では買えません。

② 「売主の報告書」だけでは根拠が足りない

中古住宅の売買では、売主が住宅の状況を報告する資料があります。でも正直に言うと——あれは売主が住んでみての感覚なんです。

つまり、根拠に乏しい。極端に言えば、嘘も書けてしまう内容です(実際に嘘があるという話ではなく、そういう性質の書類だということ)。

中古住宅を買う上で一番怖いのは、欠陥住宅の可能性。そしてそこまでの保証は、仲介会社もしてくれません。だからこそ、第三者のプロに見てもらう意味があります。

③ リフォームの相談までできた

これは思わぬ収穫でした。

我が家はトイレ増築のリフォームを考えているのですが、検査してくれたのが一級建築士の方だったので、「構造上、どこに配置したらいいか」をちゃっかり相談してみました。

すると——嫌な顔ひとつせず、根拠まで教えながら答えてくれました。リフォーム業者に相談する前に、中立の立場のプロの意見が聞けたのは、本当にありがたかったです。

まとめ|中古住宅を買うなら、絶対にやるべき

  • 費用は7〜10万円ほど(業者・オプションで差がある。相見積もりがおすすめ)
  • 選ぶポイントは「追加費用の有無」「説明の丁寧さ」「日程が合うか」
  • 我が家は構造に問題なし、指摘事項はあったが大きな問題なし
  • 結果を根拠に25万円の値引きに成功。実質プラスになった
  • 一級建築士にリフォーム相談までできた

正直、費用はけっこうします。でも——

家を買うのは、それだけ大きな買い物です。

中古住宅を買う方は、ホームインスペクション、絶対にやったほうがいいです。 値段以上の価値がありました🌸


コメント

タイトルとURLをコピーしました